森のだんごむしって?

デンマークで始まった「森のようちえん」と親子が共に成長し合う空間の「自主保育」
ふたつを合わせた野外子育てサークル「野外自主保育」が「森のだんごむし」です。

◆「森のようちえん」ってなに?
 森のようちえんは、デンマークの一人のお母さんが近所の子どもたちを森の中で保育したのが始まりといわれています。園舎をもたず毎日森の中で過ごす独特の育児スタイルが効果をあげ、その後ドイツへと広まり、ぜんざいでは日本でも活動が始まり注目されています。

◆なぜ自然のなの?

 自然の中で遊ぶ子どもたちの目の輝きは、そこが彼らにとって理想的な場所である証拠。お母さんたちだって、普段よりもゆったりとした気持ちで子どもと向き合えます。また多種多様な自然は、ひとりとして同じでない子どもたちを、それぞれのペースに合わせてしっかりと受けとめてくれる最高のパートナーでもあります。 そんな自然と一体になって遊んだ幼児期の体験は、将来子どもたちが人間らしく生きていくための、強く確かな土台になると私たちは信じています。


◆園舎はないの?
 活動の大半は森の中ですが、全く建物がないわけではありません。「森のだんごむし」の活動場所にも、ストーブや囲炉裏のある森の中のかわいい小屋、眺めの良い炊事場などがちゃんとありますのでご心配なく。

◆「自主保育」ってなに?
 保護者が交代で当番をしながら、自分の子どもを含む子どもたちの面倒を見るのが「自主保育」積極的に保育に関わることによって、子どもたちへの良い刺激になると同時に、子どもの意外な一面や成長を見たりすることで、保護者にとっての成長の場にもなります。
 また、活動を通して保護者間の交流は、お互いの悩みやストレスを解消するサロン的空間にもなります。

◆どんなことするの?
 子どもたちの気持ちに寄り添いながら活動します。自分でやりたいことを決めて、実行する。子どもひとりひとりが、それぞれのペースと価値観でのびのびと自然を感じることができるような安全な空間を大人たちで確保していきます。


 1日の流れ(ある日の場合)

 9:30   みんなが集まり始める
       野外で自由遊び

 10:00  みんなが揃って落ち着いたら、朝の集会
       今日、何して遊ぶか決め発表します。
       おさんぽ?やまのぼり?泥あそび?カエル捕り?
       木登り?沢のぼり?畑仕事?それとも・・・・・

 12:00  お弁当(みんなで火を起こし手作ることも!?)
       そのあと絵本を読んだら皆でのんびりタイム
       ハンモックで昼寝?クラフトやお絵かき?

 14:30  おしまい。また明日も遊ぼうね!
       森の中でもっと過ごしたい方はご自由に♪


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